World is Mine

アノニマスな街。
どこでもない、
あなただけの街。

揺れる土台の上に、木のピースで街を建てる。
揺れる。だから面白い。揺れる。だから考える。

YURAGI — 揺れる土台と木の街
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World is Mineとは

どこでもない、あなただけの街をつくるブランド

World is Mineは、揺れる土台の上に木のピースで街を建てる、つくば発の木製玩具ブランドです。 その第一弾プロダクトが「YURAGI」——揺れる土台。

ブランド名は、Story.8ディレクターの南馬越一義氏(ビームズ ディレクターズバンク シニアディレクター)が、 フィードバック会で子どもたちが揺れる土台の上に自分だけの街を作り上げる姿から名付けました。 世界は、自分のもの——World is Mine。

プロダクト名「YURAGI」の由来は「1/fゆらぎ」。 心臓の鼓動、波の音、そよ風、焚き火の炎—— 自然界に遍在するこのリズムは、規則的すぎず、かといってランダムでもない。 その「ちょうどいい不規則さ」が、人に心地よさと集中をもたらすことが知られています。

YURAGIの揺れる土台は、まさにこの1/fゆらぎを体現しています。 完全に安定でもなく、完全に不安定でもない。 その間にある「ゆらぎ」の中で、子供は集中し、考え、工夫する。

子供向け玩具の枠を超えて、家族全員が楽しめるものを目指しています。 一人遊びではなく、みんなで囲む。大人もおもしろい深さ。何度もやっちゃう中毒性。 リビングに置きたくなるデザイン。

私たちが育てたいのは、知識ではありません。 作る喜び、崩れる悲しさ、もう一度建てる力——感情です。 学習ツールではなく、暮らしの中に置けるアートとして。 知育やSTEMという言葉では語れない玩具をつくっています。

ポジショニング

競合 World is Mine
領域 知育・STEM 情操教育(感情を育てる)
Art要素 機能美のみ 暮らしに置けるアート
置き場所 おもちゃ箱 リビング・インテリア
価値 学習ツール 感情を育む+アート作品

体験の核

子供が街を建てる。揺れる。崩れる。もう一回。

1

建てる

揺れる土台の上に、木のピースで自分だけの街を建てていく。 建物だとわかる、でもどこの何とは決めていないピース。 だからこそ、あなただけの「自分の街」になる。

2

揺れる

バランスを取りながら、慎重にピースを置いていく。 「あ、揺れた」「ゆっくり……」——自然と会話が生まれる。

3

崩れる

積み上げた街が崩れる。悲しい。でもその感情こそが、この遊びの核。 5〜10分かけて建てた街だから、崩壊に重みがある。

4

もう一回

壊れた街を、もう一度建てる。今度はもっと上手に、もっと大きく。 「もう1回やろ」が自然に出てくる。

抽象じゃなくて具象。子供の遊ぶ姿が見えた。

MAGO氏 — Story.8 ディレクター

プロダクトデザイン

61回のイテレーションから生まれた形

2025年10月から約10ヶ月、デザイナー大島快と共に61回のデザインイテレーションを重ねてきました。 初期の抽象的な形状探索から、MAGOさんの「具象」という指針を受けて、街並みへ。

デザイン #1

2025.10.09

デザイン #2

2025.10.13

デザイン #3

2025.10.17

デザイン #4

2025.10.21

デザイン #5

2025.10.23

デザイン #6

2025.10.28

デザイン #7

2025.10.30

デザイン #8

2025.11.04

デザイン #9

2025.11.06

デザイン #10

2025.11.11

デザイン #11

2025.11.18

デザイン #12

2025.11.20

デザイン #13

2025.11.25

デザイン #14

2025.11.27

デザイン #15

2025.12.02

デザイン #16

2025.12.04

デザイン #17

2025.12.09

デザイン #18

2025.12.11

デザイン #19

2025.12.16

デザイン #20

2025.12.18

デザイン #21

2025.12.23

デザイン #22

2025.12.25

デザイン #23

2026.01.08

デザイン #24

2026.01.13

デザイン #25

2026.01.15

デザイン #26

2026.01.20

デザイン #27

2026.01.22

デザイン #28

2026.01.27

デザイン #29

2026.01.29

デザイン #30

2026.02.03

デザイン #31

2026.02.26

デザイン #32

2026.03.03

デザイン #33

2026.03.05

デザイン #34

2026.03.26

デザイン #35

2026.03.31

デザイン #36

2026.04.02

デザイン #37

2026.04.07

デザイン #38

2026.04.09

デザイン #39

2026.04.14

デザイン #40

2026.04.16

デザイン #41

2026.04.21

デザイン #42

2026.04.23

デザイン #43

2026.04.28

デザイン #44

2026.04.30

デザイン #45

2026.05.07

デザイン #46

2026.05.21

デザイン #47

2026.05.26

デザイン #48

2026.05.28

デザイン #49

2026.06.02

デザイン #50

2026.06.04

デザイン #51

2026.06.09

デザイン #52

2026.06.11

デザイン #53

2026.06.16

デザイン #54

2026.06.23

デザイン #55

2026.06.25

デザイン #56

2026.06.30

デザイン #57

2026.07.02

デザイン #58

2026.07.09

デザイン #59

2026.07.16

デザイン #60

2026.07.28

デザイン #61

2026.07.30

デザイン: 大島快

ラインナップ

一点ものから、暮らしの定番まで

First Edition

プリミティブ

拭き漆仕上げの一枚板土台に、完全手仕上げの15ピース。 シリアルナンバーと製作証明書を添え、桐箱に納めてお届けする受注生産モデルです。

限定30点・受注生産

In Development

スターターセット

揺れる土台と15ピースの基本セット。 パン屋、お花屋、山のある風景——街を広げる追加セットも開発中です。 クラウドファンディングでの先行公開を準備しています。

開発中・詳細は追ってお知らせします

設計思想

なぜ具象か。なぜ無垢の木か。

なぜ具象か

知育玩具の世界では「抽象的な形が創造性を伸ばす」が通説。 YURAGIはあえて具象——郵便局、消防署、花屋——を選びました。

抽象ブロックが崩れても「倒れた」で終わる。 でも名前のある建物が崩れると「街が壊れた」になる。 具象だからこそ崩壊に物語が生まれ、子供に感情が発生します。

情緒のリハーサル

自分の街が崩れたとき、子供は悲しくなる。 でもまた建てる。今度はもっと慎重に、もっと工夫して。 この「壊れる悲しさ」と「もう一回やる力」の行き来が、 安全な場所での情緒のリハーサルになります。

砂曼荼羅、金継ぎ、伊勢神宮の式年遷宮—— 作ることと壊すことは、日本の文化の中では一つの行為です。

市場の空白

無垢の木で具象をやっている製品はゼロ。 塗装×具象(エルツ山地等)と、無垢×抽象(Naef等)はあるが、 無垢×具象は完全な空白地帯です。

塗装×具象、無垢×抽象 → 既存

無垢×具象 → YURAGI(空白地帯)

制約が自由を生む

LEGOの凸凹 → 無限の形

ピアノの88鍵 → 無限の音楽

YURAGIの球体ベース+ブロック → 無限の街

YURAGIの源流

江戸のからくり師と、現代のキネティックアーティスト

飯塚伊賀七(1762–1836)

谷田部(現つくば市)のからくり師

酒を買いに行く自動人形、朝6時に開き夕方6時に閉まる門扉—— IoTの200年前に、木と歯車でそれを実現した人物。 YURAGIは、つくばに眠る「からくりのDNA」を現代に接続します。

テオ・ヤンセン(1948–)

オランダ / 物理学者・アーティスト

風の力だけで砂浜を歩く巨大構造物「ストランドビースト」。 美しくて、動いて、仕組みがわかる—— 「これを子供の玩具にできないか」がYURAGIの出発点です。

"The walls between art and engineering exist only in our minds."

チーム

異なる専門性が一つの玩具に集まる

荒川大志

プロジェクトリード

つくば市を拠点に、YURAGIの事業構想からプロダクト開発まで統括。テクノロジーとクラフトの接点からビジネスを設計する。

大島快

プロダクトデザイナー

61回のデザインイテレーションを重ね、YURAGIの形を具現化。抽象から具象への転換を経て、街並みとしてのピースデザインを担う。

+

& more

デザイナー / リサーチャー / アートディレクター

プロダクトデザイン、市場調査、文化研究、アートディレクションなど、複数の専門家がYURAGIに関わっています。

本プロジェクトは、つくば市のビジネス支援プログラム Story.8 から生まれました。

地域の作家とのつながり

つくばとその周辺で生まれるコラボレーション

YURAGIは、地域の作家や職人との関わりの中から生まれています。 それぞれの専門性を持った方々と出会い、刺激を受けながら、 ものづくりの輪を広げていきたいと考えています。

つちやあゆみ

つくば市 / 造形作家

つくば市で活動する作家。木を使った造形作品を手がけており、 素材の質感や光の表現など、YURAGIのものづくりに通じる感性を持つ方です。

すぎたゆうすけ

牛久市 / 木工作家

牛久市を拠点に活動する木工作家。 今回のYURAGIの土台部分を製作していただきました。 確かな技術に裏打ちされた仕事で、プロダクトの核を支えています。

かわさきせいじ

谷田部 / 木彫り作家

谷田部で木彫りを手がける作家。 木という素材への深い理解と表現力を持ち、 YURAGIの世界観に共鳴する方です。

地域に根差した作家や職人の方々と、さまざまな形でコラボレーションしていきたい。 それがYURAGIのものづくりを豊かにし、つくば発のプロダクトとしての厚みにつながると考えています。

Story.8 プレゼンテーション

2026年1月19日 — つくば市

つくば市のビジネス支援プログラム「Story.8」にて、 YURAGIのコンセプトとプロトタイプを発表しました。 現在は第2期プログラムに継続参加し、製品化に向けて開発を進めています。

YURAGI プロトタイプ展示
YURAGIプレゼンテーションの様子
Story.8 参加者全員集合
つくば市長とStory.8チャレンジャー

教育連携

感情を育てる教育の現場へ

YURAGIは情操教育——感情を育てる教育——の教材としても設計されています。 作る喜び、崩れる悲しさ、もう一度建てる力。 バランスや重心といった原理に自然と触れながら、感情の経験を重ねられるのが独自性です。

2026年2月には谷田部南小学校で2回のフィードバック会を実施し、 計36名の子どもたちと検証を重ねました。 学校やワークショップでの導入を進めており、 2〜4時間のカリキュラムユニットとして活用できるプログラムを開発中です。

教育プログラム

  • ワークショップ — 体験会から始まる、親子参加型の導入プログラム
  • 学校導入 — 情操教育・図画工作カリキュラムへの組み込み
  • カリキュラムライセンス — 教育機関向けの体系的プログラム提供

つくば市の教育環境

つくば市のプログラミング教室密度は全国平均の2.6倍。 教育への関心がとりわけ高い街から、World is Mineは生まれています。

ロードマップ

2027年春の正式ローンチへ

1

ファーストサンプル

2026年 1月
2

学校フィードバック会(谷田部南小・計36名)

2026年 2月
3

セカンドサンプル・ブランディング

2026年 夏
4

クラウドファンディング

2026年 冬(予定)
5

正式ローンチ

2027年 春(予定)

からくりの系譜

日本のからくり人形、西洋オートマタ、キネティックアート、世界の動く木製玩具—— YURAGIの源流を辿るリサーチ。

リサーチを読む

世界の木製玩具

日本42社、海外60社以上——計100社超の木製玩具メーカーを調査。 各地域の木製玩具文化と市場動向をまとめています。

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